【実体験】二世帯同居の生活費はいくら減る?月6万円減った分担ルールとリアルな内訳

二世帯同居を考えたとき、最初に気になるのが「生活費は本当に安くなるのか」ではないでしょうか。
僕は、妻の実家で義両親と同居している、いわゆる「マスオさん状態」で暮らしています。
結論から言うと、我が家の場合は二世帯同居によって、月あたり約6万円、年間では70万円以上の家計差が出ました。
ただし、二世帯同居は「生活費が安くなるからお得」で終わる話ではありません。
光熱費・食費・日用品・修繕費などの分担ルールがあいまいなままだと、節約できる以上にストレスが増えることもあります。
この記事では、我が家の実例をもとに、二世帯同居で生活費がどう変わったのか、分担ルールをどう決めているのかを正直にまとめます。
- 二世帯同居で生活費がどれくらい減ったのか
- 光熱費・食費・日用品のリアルな分担ルール
- 義両親と揉めないために決めていること
- 同居前後の生活費比較
- 将来の修繕費や家電買い替えで注意したいこと
結論|二世帯同居で生活費は月約6万円減った
我が家の場合、二世帯同居を始めたことで、毎月の生活費は約16万円から約10.1万円になりました。
差額は月あたり約5.9万円。ざっくり言えば、月約6万円の固定費削減です。
年間にすると70万円以上になるので、家計へのインパクトはかなり大きいです。
ただ、生活費が減った一番の理由は、食費や光熱費ではなく住居費がなくなったことでした。
逆に、食費や電気代は人数や在宅時間の影響で増えることもあります。
我が家の前提|妻の実家で6人同居しています
まず、生活費の前提を整理します。
我が家は、妻の実家に僕・妻・子ども2人が入る形で同居しています。
家族構成と住まいの形
- 義両親:2人
- 僕たち夫婦:2人
- 子ども:2人
- 合計:6人暮らし
- 住まい:義両親所有の二階建て戸建て
いわゆる完全分離型の二世帯住宅ではなく、玄関・お風呂・キッチンなどを一部共有するスタイルです。
完全分離ではなく「部分共有型」の二世帯同居
我が家は、生活スペースをある程度分けつつも、食事や水回りは共有する場面が多いです。
そのため、生活費も「完全に別会計」ではなく、共有しているものを中心に分担しています。
同じ二世帯同居でも、完全分離型か、同居型か、部分共有型かで生活費の考え方は大きく変わります。
完全分離型の考え方やメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しくまとめています。
二世帯同居で生活費が減りやすい理由
二世帯同居で生活費が減りやすい理由は、主に次の3つです。

家賃・住宅ローンの負担が大きく減る
一番大きいのは、やはり住居費です。
我が家も、同居前は家賃として月61,000円を払っていました。
同居後は、義両親所有の家に住んでいるため、僕たち側の家賃負担は0円になりました。
この差だけで、毎月の家計はかなりラクになります。
日用品や食材をまとめて買いやすくなる
6人暮らしになると、トイレットペーパー・ティッシュ・洗剤・米などの消費スピードはかなり早くなります。
一方で、まとめ買いやふるさと納税を活用しやすくなるのはメリットです。
こまめに買い足すより、ある程度まとめて用意しておくほうが、買い物の手間も減らせます。
子育てや家事のサポートで外注費が増えにくい
生活費の比較表には出にくいですが、子育てや家事のサポートも大きいです。
たとえば、子どもの急な体調不良や、共働きで夕方がバタバタする日など、義両親に助けてもらえる場面があります。
外食・惣菜・一時預かりなどに頼る回数が減ると、結果的に家計のブレも小さくなります。
我が家の生活費分担ルール
二世帯同居で大事なのは、生活費そのものよりも「どう分けるか」です。
ここが曖昧だと、あとから小さな不満が積み上がりやすくなります。
4人家族側が多めに負担する「4:2」ルール
我が家では、共有している生活費について、基本的に僕たち4人家族側が多めに負担しています。
考え方としては、義両親2人、僕たち家族4人なので、人数比に近い形で「4:2」を意識しています。
もちろん、すべてを厳密に計算しているわけではありません。
大切にしているのは、完璧な公平よりも、家族みんなが納得して続けられることです。
折半している費用
我が家で分担している主な費用は、次のとおりです。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 浄化槽代
- 共用家電の買い替え費用
- 日用品
- 食費
電気・ガス・水道は、請求額をもとに分担しています。
日用品や食費は、家庭内で共有している部分が多いため、ざっくりとしたルールで運用しています。
細かくしすぎると管理が大変になるので、我が家では「だいたい納得できるライン」を重視しています。
義両親が負担している費用
一方で、義両親が負担しているものもあります。
- 固定資産税
- 火災保険料
- 固定電話代
- インターネット代
家の所有者が義両親なので、固定資産税や火災保険は義両親側で支払っています。
インターネット代も義両親側の契約のまま使わせてもらっている形です。
このあたりは家庭によってかなり違うので、同居前に「名義」「支払い」「使う人」を確認しておくのがおすすめです。
最初に決めておくと揉めにくいこと
同居前、または同居を始めた早い段階で、次の項目は話しておくと安心です。
- 光熱費は人数比で分けるのか、折半にするのか
- 食費は共同にするのか、世帯ごとに分けるのか
- 日用品は誰が買うのか
- 家電の買い替えは誰が負担するのか
- 外壁・屋根・給湯器などの修繕費はどうするのか
お金の話は少し気まずいですが、先に決めておいたほうが、あとからのストレスは減ります。
同居前後の生活費比較|月約6万円減った内訳
ここからは、我が家の生活費を実数ベースで比較します。

同居前後の生活費比較表
| 項目 | 同居前(月額) | 同居後(月額) |
|---|---|---|
| 家賃 | 61,000円 | 0円 |
| 電気代 | 8,000円 | 11,000円 |
| ガス代 | 11,000円 | 4,000円 |
| 水道代 | 9,000円 | 8,000円 |
| 通信費(ネット) | 5,000円 | 0円 |
| 食費 | 60,000円 | 75,000円 |
| 日用品 | 6,000円 | 3,000円 |
| 合計 | 約160,000円 | 約101,000円 |
生活費が減った一番の理由は住居費
表を見ると分かるとおり、生活費が大きく下がった理由は、家賃が0円になったことです。
月61,000円の家賃がなくなると、それだけで年間73万円以上の差になります。
二世帯同居の家計メリットは、ここが一番大きいと感じています。
食費や電気代はむしろ増えることもある
一方で、食費や電気代は同居後に増えています。
6人暮らしになれば食材の量は増えますし、義両親の在宅時間が長いと、冷暖房やテレビなどで電気代も上がりやすくなります。
そのため、二世帯同居は「全部の生活費が安くなる」というより、住居費の削減効果が大きく、その他の費用は家庭の運用次第だと思っています。
項目別に見る生活費のリアル
光熱費|人数より在宅時間で変わる
光熱費は、人数だけでなく在宅時間の影響が大きいです。
我が家の場合、僕たち夫婦は共働きで日中不在が多い一方、義両親は家にいる時間が長めです。
そのため、電気代は同居前よりも増えました。
ここで「誰が多く使っているか」を細かく追いすぎると、かえって関係がギスギスしやすいです。
我が家では、人数比を意識しつつ、ざっくり分担することで納得感を優先しています。
食費|共同生活でも必ず安くなるとは限らない
食費は、同居したから必ず下がるとは限りません。
食べる人数が増えれば、当然ながら購入量は増えます。
さらに、食の好みが違ったり、子どもの成長で食べる量が増えたりすると、食費は上がりやすくなります。
ただ、義母が平日の食事を助けてくれることで、外食や惣菜に頼る回数は減りました。
金額だけで見ると増えていても、共働き家庭としてはかなり助かっています。
日用品|ふるさと納税とまとめ買いが相性よし
日用品は、二世帯同居と相性がいい節約ポイントです。
トイレットペーパーやティッシュなどは、6人暮らしだとすぐになくなります。
我が家では、ふるさと納税やまとめ買いを活用して、なるべく切らさないようにしています。
節約になるだけでなく、買い物の回数が減るのもメリットです。
ふるさと納税で日用品を用意しておくと、二世帯同居の「買い足しストレス」を減らしやすいです。
楽天で日用品をまとめて探す場合は、ふるさと納税や買い回りのタイミングを合わせると、家計管理もしやすくなります。
通信費|ネット回線や固定電話は名義と支払いを確認
通信費は、同居をきっかけに見直しやすい固定費です。
我が家では、インターネット代は義両親側が負担しています。
ただし、家庭によっては「誰名義の契約なのか」「誰が支払っているのか」が曖昧なままになっていることもあります。
- ネット回線の名義
- 固定電話の必要性
- スマホ代の見直し
- 家族割やセット割の有無
このあたりを整理するだけでも、毎月の固定費を下げられる可能性があります。
スマホ代や通信費の見直しは、生活費を下げたい家庭ほど効果が出やすい固定費です。
お金で揉めないためにやっていること
二世帯同居は、生活費を減らせる一方で、お金の話がストレスになりやすい面もあります。
我が家で意識しているのは、次の3つです。

家計簿アプリやメモで見える化する
生活費の分担で大事なのは、感覚ではなく数字で見えるようにすることです。
毎月の電気代・ガス代・水道代・日用品費などをざっくりでも記録しておくと、話し合いがしやすくなります。
細かく管理しすぎる必要はありませんが、「今月はいくらだったか」が分かるだけで、モヤモヤはかなり減ります。
共有費を見える化したい場合は、家計簿アプリを使うと、支出の整理がラクになります。
▼ 家計簿アプリで生活費を見える化する
マネーフォワード MEを確認してみる
支払いの窓口を分ける
我が家では、日々の家計管理は基本的に僕が担当しています。
義両親とのやり取りについては、水道光熱費は僕、食費や日用品は妻が窓口になることが多いです。
誰が何を確認するのかを決めておくと、連絡の行き違いが減ります。
- 水道光熱費は月1回まとめて確認
- 日用品は足りなくなる前に相談
- 大きな買い物は事前に共有
細かいことですが、こうした小さな確認が、同居のストレスを減らしてくれます。
大きな出費は事前に話し合う
冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど、家族みんなで使う家電は金額が大きくなりがちです。
こうした共用家電は、壊れてから慌てて決めると揉めやすいです。
我が家では、共用で使うものは事前に相談して、誰がどれくらい負担するかを決めるようにしています。
同居ストレスを減らす考え方は、こちらの記事でも詳しくまとめています。
見落としやすい将来費|修繕費・家電・外壁塗装
二世帯同居では、毎月の生活費だけでなく、将来の大きな出費も考えておく必要があります。

毎月の生活費だけで判断しない
同居すると、家賃がなくなって毎月の生活費はラクになりやすいです。
ただし、戸建てに住み続ける以上、修繕費はいつか必要になります。
- 外壁塗装
- 屋根の修繕
- 給湯器の交換
- エアコンの買い替え
- 冷蔵庫・洗濯機などの共用家電
- シロアリ対策や排水管清掃
毎月の生活費が安くなっても、こうした費用をまったく考えていないと、あとから大きな負担になります。
外壁・屋根・給湯器などは早めに相場を知る
我が家でも、外壁塗装のような大きな出費は、事前に見積もりを取りながら話し合いました。
大きな修繕費は、いきなり「誰が払う?」となると揉めやすいです。
まずは相場を知っておくと、義両親とも話し合いやすくなります。
外壁や屋根の状態が気になる場合は、早めに無料見積もりで相場だけ確認しておくのも一つの方法です。
▼外壁塗装の無料見積もりで相場を確認するリフォームガイド
二世帯同居の住まい側の工夫やリフォームについては、こちらの記事も参考になります。
二世帯同居が向いている家庭・向かない家庭
二世帯同居は、生活費を下げられる可能性があります。
ただし、お金だけで決めると後悔することもあります。

向いている家庭
- 生活費を下げながら、子育てのサポートも得たい
- お金のルールを話し合える関係がある
- 多少の気遣いより、家計の安定を優先したい
- 日用品や食材を共有することに抵抗が少ない
- 将来の修繕費も含めて話し合える
向かない家庭
- お金の話をするのが極端に苦手
- プライバシーを最優先したい
- 生活リズムの違いが大きく、ストレスになりやすい
- 食費や日用品の使い方で不満が出やすい
- 修繕費や家電費用の話し合いを避けたい
二世帯同居は、家計だけ見ればメリットが大きいです。
でも、続けるには「お金」と「心の距離」のバランスが大事だと感じています。
二世帯同居のメリット・デメリットを整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
よくある質問
二世帯同居の生活費は折半でいい?
折半でも問題ありませんが、家族の人数や在宅時間に差がある場合は、人数比をベースにしたほうが納得しやすいです。
我が家では、義両親2人、僕たち家族4人なので、4:2を意識して分担しています。
食費はどう分けるのがいい?
食費は、共同で食べる範囲を先に決めるのがおすすめです。
たとえば、米・調味料・夕食は共同、嗜好品や外食は各世帯で負担、というように分けると揉めにくくなります。
固定資産税や火災保険は誰が払う?
我が家では、家の所有者である義両親が固定資産税と火災保険を負担しています。
ただし、家庭によって考え方は違います。家に住まわせてもらっている側が一部負担するケースもあるので、同居前に確認しておくと安心です。
生活費の話し合いは誰がするべき?
実の親子が窓口になったほうが話しやすい場合もあります。
我が家では、水道光熱費は僕、食費や日用品は妻が間に入ることが多いです。
大事なのは、誰か一人に丸投げせず、夫婦で方針をそろえておくことです。
まとめ|二世帯同居は生活費を減らせる。ただしルール作りが大事

我が家の場合、二世帯同居によって生活費は月約6万円減りました。
年間で考えると70万円以上の差になるので、家計への効果はかなり大きいです。
ただし、二世帯同居は「安くなるからOK」ではありません。
光熱費・食費・日用品・家電・修繕費など、共有するものが増えるからこそ、最初にルールを決めておくことが大切です。
二世帯同居を考えている方は、生活費の節約額だけでなく、家族みんなが続けられる分担ルールまでセットで考えてみてください。
生活費を見える化しておくと、同居後の話し合いもスムーズになります。
▼ 家計簿アプリで生活費を見える化する
マネーフォワード MEを確認してみる













