外壁塗装の工事で自宅の駐車場が一時的に使えなくなるケースはよくあります。今回は、近所の月極駐車場の検討→断念から、アットパーキングウィークリー（ネットで予約〜決済〜利用まで完結）を実際に使ってみた一連の流れをまとめました。
短期利用の「リアルなコスパ」と、予約のコツ・注意点をお伝えします。
結論：短期の“実務”に強い。手続き最小でサクッと確保できる
- 工事で駐車場を数日〜数週間ふさぐなら、オンライン完結で即確保できる一時駐車サービスが便利。
- ただし、在庫は早い者勝ち。連日を確実に押さえたい人は、予約タイミングに要注意。
背景｜月極駐車場は書類・手数料・時間コストが重かった
まずは近所の月極駐車場をあたりました。しかし、問い合わせ→書類のやり取り→初回手数料（駐車料金1か月分相当）などの手間と費用が必要。
短期間だけ使いたい僕のケースでは、時間もお金も割に合わないと判断しました。
アットパーキングウィークリーを選んだ経緯と予約プラン
次に見つけたのが、ネットで予約・支払い・利用まで完結するアットパーキングウィークリー。工期は読みにくかったので、まずは2週間プランで予約。
- 途中で雨の日が続きそうだったため、終了5日前くらいに＋1週間を追加予約。
- ところが数日後、当初の2週間で十分と判明。追加分はキャンセルしました。
今回の物件は当日以外のキャンセル料なしでしたが、物件ごとに規定が違うため事前確認は必須です。
予約単位と在庫のクセ｜1日／1週間／2週間、ただし“早い者勝ち”
- 予約単位：1日・1週間・2週間で選べる。短期工事との相性が良い。
- 在庫の取り方：僕の体感では追加予約は開始の5日前くらいから取りやすい反面、早い者勝ちのため埋まることも。
- 同じ区画を維持できない可能性：先に他の利用者に予約されると、別区画（最悪は別の駐車場）を取り直す必要がある。
追加予約の場合は数日前からではなく、いつでも予約できるようにしてほしいと感じました。
料金所感｜まとめ取りが安いケースが多いが、例外もある
一般的には、1週間・2週間でまとめて予約した方が、1日ずつより安くなる物件が多い印象です。
ただし今回は例外で、日単位の方が安い駐車場でした。
- コスト vs 連日確保の葛藤：日単位で分割すると安く済む一方、在庫が分断され連日が確実に埋まらない不安が残る。
- 僕は確実な連日確保を優先して、まずは2週間で押さえる→状況を見て延長 or キャンセルの作戦を選びました。
使ってみて分かったメリット・デメリット
メリット
- オンライン完結：問い合わせや書類のやり取りが不要。即日で使い始められることも。
- 短期に強い：数日〜数週間の工事にフィット。
- 柔軟性：天候や工程に合わせて、延長・短縮・キャンセルで調整しやすい（※規定は物件ごとに要確認）。
デメリット／注意点
- 在庫は早い者勝ち：追加予約が5日前くらいでしか取れず、同じ区画を連日で確保できない恐れ。
- 料金体系は物件差：週・2週まとめが安いのが一般的でも、日単位が安い例外もある。
- 供給数がまだ多くない：対応エリアや駐車枠が限られることがある。
外壁塗装以外で役立つ利用シーン提案｜“短期×オンライン完結”の強みをこう活かす
今回の外壁塗装では便利さを実感しましたが、短期間だけ確実に駐車枠を押さえたい場面は他にもあります。将来の参考になるよう、実務目線での活用アイデアを整理しました。
こんな状況で便利
- リフォーム全般・大規模修繕：外壁以外（屋根・外構・給湯器交換・足場設置）で自宅の駐車場がふさがる期間。
- 引っ越し前後の一時利用：旧居・新居のどちらでも車を置きたい短い重複期間。
- 受験・通院・介護の付き添い：数日〜数週間、病院や学校の徒歩圏に確実な枠を確保。
- 単身赴任・長期出張の帰省タイミング：必要なときだけ自宅近くに置きたい。
- 来客・イベント時の臨時確保：法事・子どもの行事・地域イベントなど台数が増える日。
- マンションの機械式停止期間：点検で出し入れ不可・サイズ制限に引っかかるときの代替。
- バイク/セカンドカーの一時保管：季節限定で台数が増える時期だけ確保。
料金＆在庫で後悔しないためのコツ
- 予約単位を試算：日/週/2週で総額を比べ、在庫の確実性も加味（まとめ取りが安いとは限らない）。
- カレンダーの山を押さえる：必要期間の“コア”をまず確保→延長/短縮は規定を確認して調整。
- バックアップ候補をブックマーク：早い者勝ちのため、別区画・別駐車場も候補化。
事前チェック（物件ごとに差あり）
- キャンセル規定：いつまで無料か、当日扱いの境目、返金方法。
- 車両サイズ・ハイルーフ可否：全長/全幅/全高・重量制限・車止め/段差。
- 出入口の自由度：24時間出入可否、門限、有人/無人、連泊時の取り扱い。
- 注意点の掲示：商用車可否、バイク可否、連続予約の扱い（同区画保証の有無）。
失敗しないためのチェックリスト
- 工期の山を把握：足場組立〜外壁塗装メインの期間をまず確保。
- 予約単位の比較：1日／1週／2週の料金を見比べ、在庫の確実性も加味。
- キャンセル規定を確認：いつまで無料？当日扱いは？返金方法は？
- 追加予約の計画：5日前くらいから在庫をチェック。埋まる前に手当。
- バックアップ案：別区画・別駐車場の候補をブックマーク。
- 車両サイズ：全長・全幅・車高の制限を必ず確認。
- 生活動線：工事車両と動線が重ならないか、現場責任者と共有。
まとめ｜「手続きの軽さ」と「在庫の取り回し」で短期の強い味方
月極は短期利用には手間・初期費用が重いのに対し、アットパーキングウィークリーはオンライン完結で実務効率が高いのが魅力。
一方で、追加予約のタイミングと在庫（早い者勝ち）にはクセがあり、連日の確実な確保を最優先するなら、まずは2週間などでまとめて押さえる→天候を見て延長/キャンセルが安全策でした。
僕は全体的に満足。供給数はまだ十分とは言えない印象ですが、短期駐車の選択肢としてもっと普及してほしいサービスだと感じています。
※本記事は僕の体験に基づく感想です。料金・規約・在庫・予約単位・キャンセル条件は物件や時期により異なります。ご利用前に最新の案内をご確認ください。
