二世帯同居

自宅の外壁塗装の業者選び、大手?地元の工務店?|費用、色の選び方も紹介!

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そろそろ外壁塗装の時期かな…と感じている方に向けて、この記事では費用相場、色選び、そして悩みがちな「大手に頼むべきか?地元工務店に頼むべきか?」を、読者第一でわかりやすく整理しました。

るのぽん

さらに今回は、僕自身の実体験(2世帯同居中の6人家族での意思決定・費用負担・業者選定)も盛り込み、現場感のある判断材料をお届けします。

僕の実体験|二世帯6人家族、義両親名義の家で進めた外壁塗装

僕は二世帯同居中の6人家族。住まいは義両親所有の二階建て一軒家で、同居してもう約7年になります。名義は義両親ですが、長く住まわせてもらっていることもあり、今回の外壁塗装は業者とのやりとりや費用の一部を僕が担当しました。

費用負担の決め方

事前に義両親と話し合い、普段は家賃を負担していない分、僕側が多めに負担することで合意に。金額だけでなく、役割分担(業者手配・工程確認・近隣挨拶)も明確化しました。

見積もり依頼の方法

電話やネットで依頼するのが一般的ですが、近所で外壁塗装をしている家があり、現場の作業員さんにその場で見積もりをお願いしました。現場責任者に声をかけ、日を改めて正式調査→見積書受領という流れ。

るのぽん

現場の休憩時間に、邪魔にならない範囲で声がけするのがマナーです。

見積もりは塗料別に3パターン

耐久12〜15年、17〜20年など複数案で比較。高耐久ほど初期費用は上がるが再塗装周期が延びるため、総コストで判断しました。

るのぽん

我が家は、次回の塗装までの期間が長い耐久17〜20年の塗料を選択しました。

価格感

以前、大手ハウスメーカーにも見積を取りましたが、地元工務店の提示額は大手の約“半分”の水準でした。

色決め

自宅の外観写真を使ったカラーシミュレーションを施工店が実施。家族全員で比較でき、完成イメージを事前に共有できたのが良かったポイントです。

外壁塗装の時期と劣化サイン

  • 築10〜15年が最初の目安(以降は塗料グレード・立地で前後)
  • チョーキング(触ると白い粉)
  • クラック(髪の毛ほどのひび含む)
  • シーリング劣化(痩せ・ひび・剥離)
  • コケ・藻・カビ(防水性能低下のサイン)
  • 塗膜の浮き・剥がれ

費用相場と内訳(目安)

一般的な30坪前後の戸建てで80万〜120万円がひとつの目安です(足場・高圧洗浄・下地補修・三回塗り・付帯部含む想定)。価格を左右する主因は、塗料グレード・外壁の劣化具合・建物形状/階数・付帯部の範囲です。

主な内訳の考え方

  • 足場:安全・品質の土台。面積や形状で上下。
  • 高圧洗浄:密着力に直結。時間短縮は寿命短縮に直結。
  • 下地補修:クラック、シーリング打ち替えなど。写真記録が重要。
  • 三回塗り:下塗り→中塗り→上塗り(メーカー仕様順守が必須)。
  • 付帯部:雨樋・破風・軒天・水切り等。色と艶の統一感が仕上がりに影響。

大手ハウスメーカー vs 地元の工務店(塗装店)

どちらが“絶対に良い”ではなく、家や希望条件で変わります。比較はキーワードだけを表にまとめ、詳細は本文で補足します。

項目大手地元
価格高め(中間管理費)抑えやすい(自社施工)
品質の標準化高い会社差あり
アフター窓口明確迅速・柔軟
地域事情の理解標準優先土地勘あり
担当/職人の顔分業・下請見えやすい

費用重視+顔が見える体制なら地元の自社施工店が有利なことが多い。一方、ブランドの安心感や全国ネットの保証枠を重視するなら大手も候補に。いずれも、同条件の相見積もりで実力と価格を可視化するのが基本です。

失敗しない相見積もりの取り方

  1. 現地調査での要望:「三回塗りのメーカー仕様順守」「シーリング打ち替え範囲」「付帯部の塗装範囲」「写真付き報告書」を明記。
  2. 見積条件を統一:塗料名(メーカー・製品・グレード)、工程、数量(㎡)、保証年数、足場の条件。
  3. 比較軸:単価だけでなく、下地補修の記載と写真/乾燥・養生の工程/完了報告の質。
  4. 契約前チェック:色決めのサポート(A4以上の見本・カラーシミュ)、近隣挨拶、雨天時対応、追加費用の条件。

番外編|現場で声かけして見積もるときのマナー

  • 作業の手を止めさせない(休憩時に、まず現場責任者へ)。
  • その場で住所・連絡先・希望時期だけ伝え、正式調査は後日。
  • 元請・下請の関係を確認し、誰が実際に施工するのかを把握。

費用を安く抑えるコツ(品質は削らない)

  • オフシーズン交渉:繁忙期(春・秋)以外は値引き余地が生まれやすい。
  • まとめ工事:屋根や付帯と同時に足場を共有してコスト圧縮。
  • 助成金・補助金:自治体によって有無が変わるため、最新制度は役所サイトで確認。
  • 火災保険の適用可否:風災・雪災等の損傷が条件に合えば補修の一部が対象になるケースも。
  • 長期コスパで塗料選定:初期費用だけでなく、再塗装周期まで含めた総額で比較。

色の選び方|後悔しない3原則(僕はこう決めた)

  1. 実物で確認:A4以上の塗板を屋外で、日向・日陰・朝夕で見比べ。
  2. 屋根・サッシとの相性:外壁だけで決めない。屋根色・玄関ドア・外構と合わせて家族会議。
  3. 周辺環境と景観:奇抜すぎる色は浮きやすい。汚れが気になるならベージュ/グレーが無難。

人気色の傾向(迷ったらコレ)

  • ホワイト系:明るさ・清潔感。汚れは目立ちやすい。
  • ベージュ/アイボリー系:汚れが目立ちにくく景観になじむ。
  • グレー系:モダンで引き締まる。濃色は夏場に熱を持ちやすい。
  • ツートン:1階×2階/アクセント壁でメリハリ。配色バランスはプロに相談。
るのぽん

我が家では、家族内で好みが割れたので、施工店のカラーシミュレーションを使って、自宅写真に複数色を当て込み。完成イメージが共有しやすく、合意が速かったです。

塗料の種類と耐用の目安(超要約)

  • アクリル:安い/耐用短め。
  • ウレタン:バランス型/付帯部に使われがち。
  • シリコン:標準的に強い/戸建てで主流。
  • ラジカル制御:チョーキング抑制/中〜上位帯。
  • フッ素:高耐久/初期高いが周期が延びる。
  • 無機:最上位クラスの耐候/高価。

同じ塗料名でも、メーカー仕様・下地状態・施工品質で寿命は大きく変わります。三回塗りの乾燥時間下地補修の丁寧さが寿命のカギです。

るのぽん

我が家では、費用は多少高くなりますが高耐久のフッ素のプランを選択しました。

工事の品質チェックリスト

  • 近隣挨拶・工程表の配布
  • 足場+メッシュシート(飛散防止)
  • 高圧洗浄の写真記録
  • 養生(窓/床/車/植栽)に隙がない
  • 下地補修(クラックVカット/シーリング打ち替え)
  • 下塗り→中塗り→上塗りの塗布量・乾燥時間を記録
  • 付帯部まで色と艶を合わせる
  • 完了検査・手直し・写真付き報告書

具体事例(僕の見積比較)|モルタル戸建て

僕の家(義両親名義、二階建て)の実例です。地元工務店1社+大手ハウスメーカーで比較。

  • 地元工務店:3プラン提示(耐久12〜15年/耐久17〜20年/高耐久17〜20年)
  • 大手ハウスメーカー:同条件に近づけて再見積もりを依頼

結果、地元工務店の提示額は大手の約“半分”。最終的に、中位グレード(17〜20年想定)で決定。足場を活かして付帯部も同時施工し、将来の足場費用を節約しました。

二世帯ならではの段取り術

  • 費用負担の合意形成:誰がどこまで負担するか、早い段階で明文化。僕は普段の家賃負担がないぶん多めに負担しました。
  • 意思決定の窓口:業者対応は僕が一本化。家族要望は僕が集約→業者へ。
  • 色決めは家族会議:カラーシミュで最終確認。

まとめ|後悔しないための3ステップ

  1. 現地点検:劣化サインを確認。二世帯なら費用負担や役割も先に合意。
  2. 同条件で相見積もり:近隣工事の現場声かけも選択肢。工程・数量・塗料・保証を揃えて比較。
  3. 色と塗料を長期コスパで決定:自宅写真でカラーシミュ→A4塗板で最終決定。

この3ステップを踏めば、「安く抑えつつ、数年後も満足」な外壁塗装に近づけます。僕の実体験が、あなたの判断の一助になればうれしいです。

※本記事は2025年8月時点の一般的な目安と、僕自身の体験をもとに作成しています。制度や価格は地域・時期・仕様で変わるため、最終判断は最新情報をご確認ください。

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